********************************************************************************************************* 【基本情報】 論文名:「ランダムフォレストを用いたリーン二相系ステンレス鋼の機械的特性値の推定」  本研究では,リーン二相系ステンレス鋼(EN 1.4162)の引張試験から得られた,弾性係数,比例限界,0.2%耐力,引張強度といった機械的特性値を用いて,0.2%耐力と引張強度から弾性係数や1%耐力等を推定しています.  引張試験結果は,著者らによって実施されたものに加えて,海外で実施された結果も含まれていますので,ここで公開するデータを整理,分析して公開される際には,元データが以下の文献1)~4)から引用されている旨を明記,明示頂きますようお願いいたします. 1) 細見玄武,三好崇夫:リーン二相系ステンレス鋼板の機械的特性値と構成式,明石工業高等専門学校研究紀要,第57号,pp.15-22,2015. 2) N. Saliba and L. Gardner:Cross-section stability of lean duplex stainless steel welded I-section,Journal of Con-structional Steel Research,Vol.80,pp.1-14,2013. 3) N. Saliba and L. Gardner:Experimental study of the shear response of lean duplex stainless steel plate girders,Engineering Structures,Vol.46,pp.375-391,2013. 4) 切山貴文,三好崇夫:リーン二相系ステンレス鋼溶接箱形短柱の初期不整,明石工業高等専門学校研究紀要,第58号,pp.7-14,2016.  引張試験結果として合計34セットのデータを用いています.詳細は,論文の「3.分析に用いたデータ」の「表-1」~「表-3」をご参照ください.  論文では,機械的特性値として弾性係数,比例限界,1%耐力と10%ひずみ時応力について,0.2%耐力,引張強度からランダムフォレストを用いて推定しています.  データセットの合計は34ですが,計測データに欠落もあるため,論文の「4. LDSSの機械的特性値の推定」の「(2) RF」に記載の通り,弾性係数の推定では32,比例限界の推定では30,1%耐力と10%ひずみ時応力の推定ではそれぞれ29個のデータを用いています. 作成者:明石工業高等専門学校      都市システム工学科 准教授 三好崇夫 作成日:2022/03/15 ********************************************************************************************************** 【引張試験結果のデータセットが格納されているファイル名】 (1)steeldata_E.csv (2)steeldata_pl.csv (3)steeldata_1%.csv (4)steeldata_10%.csv 【データセットが格納されているファイルの内容】 上記(1)~(4)はそれぞれデータセット数が異なりますので,ご注意ください. (1)steeldata_E.csv 0.2%耐力,引張強度と弾性係数に関する32個のデータセットです. Excelでファイルを開いた際のA列は0.2%耐力で単位は[MPa],B列は引張強度で単位は[MPa],C列は弾性係数で単位は[GPa]です. Excelでファイルを開いた際の行数は,引張試験の番号とお考え下さい.例えば,1行目のデータは,論文の表-1の一番上のデータから,0.2%耐力,引張強度と弾性係数を抽出したものになります.(他のファイルに関しても同様) (2)steeldata_pl.csv 0.2%耐力,引張強度と比例限界に関する30個のデータセットです. Excelでファイルを開いた際のA列は0.2%耐力で単位は[MPa],B列は引張強度で単位は[MPa],C列は比例限界で単位は[MPa]です. (3)steeldata_1%.csv 0.2%耐力,引張強度と1%耐力に関する29個のデータセットです. Excelでファイルを開いた際のA列は0.2%耐力で単位は[MPa],B列は引張強度で単位は[MPa],C列は1%耐力で単位は[MPa]です. (4)steeldata_10%.csv 0.2%耐力,引張強度と1%耐力に関する29個のデータセットです. Excelでファイルを開いた際のA列は0.2%耐力で単位は[MPa],B列は引張強度で単位は[MPa],C列は10%ひずみ時応力で単位は[MPa]です.