********************************************************************************************************* 【基本情報】 論文名:「時間・周波数領域の特徴量評価とニューラルネットワークを用いた打音法の感度向上と効率化」 対象はコンクリート壁に円盤状の発泡スチロールを埋め込んで空隙欠陥を模擬した「円形欠陥モデル」試験体です. 計測機器は論文の「表-1」を参照してください. 打撃位置,ラベリング方法の概略は論文の「図-3」に示しています. 計測データの内訳は論文の「表-2」にまとめています. 作成者:東京工業大学      環境・社会理工学院土木・環境工学系 特任講師 竹谷晃一 作成日:2021/07/15 ********************************************************************************************************** 【計測データのデータセットが格納されているファイル名】 (1)informationDataset.csv (2)impactForceDataset.csv (3)soundPressureDataset.csv 【データセットが格納されているファイルの基本構造】 計測データは全部で1065個あります. csvファイル内のデータセットの各行が各計測に対応します. (1)informationDataset.csv データの情報(属性情報など)が格納されているファイルです. 1行目は情報名で「データ番号」「欠陥名称」「座標」「中心からの距離[cm]」「偏角[°]」「ラベル」「欠陥深さ[cm]」「影響範囲(直径)[cm]」の計8個です. 2行目以降は各計測で得られたデータの情報です. データ番号  :すべての計測(1065計測)に通し番号をつけたものです. 欠陥名称   :試験体上には様々な欠陥があり,その計測で対象としている欠陥の名称です.論文「図-2」「表-2」を参照してください. 座標     :対象としている欠陥の試験体上の位置です.論文「図-2」を参照してください. 中心からの距離:打撃位置を対象欠陥の中心を起点とした極座標で表した時の動径で,単位はcmです. 偏角     :打撃位置を対象欠陥の中心を起点とした極座標で表した時の偏角で,単位は度です.論文「図-3」の水平方向右が始線で,反時計回りに測った角度です.         (例)鉛直上方向は90度,鉛直下方向は270度です. ラベル    :「欠陥」「健全」「境界」の3種類です.空隙直上は「欠陥」,空隙がない位置の直上は「健全」,空隙の境界直上は「境界」です. 欠陥深さ   :打撃位置が欠陥かその境界直上(ラベルが「欠陥」か「境界」)の時,コンクリート表面から空隙欠陥表面までの距離です.単位はcmです.ラベルが「健全」の場合はゼロです. 影響範囲(直径):打撃位置を中心として境界に接する円を描いたときの直径です.ラベルが「境界」の場合はゼロです.論文「図-3」を参照してください. (2)impactForceDataset.csv インパクトハンマーによる衝撃荷重の時刻歴データです. 1行目は時間ベクトルです.単位は秒[sec]です. 2行目以降は各計測で得られた衝撃荷重の時刻歴データです.単位はニュートン[N]です. ※ 1列目はデータ番号です.1行目の時刻ベクトルの部分については「Time」という文字が入力されています. (3)soundPressureDataset.csv 騒音計による音圧の時刻歴データです. 1行目は時間ベクトルです.単位は秒[sec]です. 2行目以降は各計測で得られた音圧の時刻歴データです.単位はミリパスカル[mPa]です. ※ 1列目はデータ番号です.1行目の時刻ベクトルの部分については「Time」という文字が入力されています.